SoundyLoader
WAVを書き出さない理由

SoundCloudの曲をWAVでダウンロードする前に知っておきたいこと

SoundCloud(サウンドクラウド)から届く音源は、もともと非可逆圧縮のMP3・AACです。これをWAVに変換してもファイルサイズが数倍になるだけで、失われた音は戻りません。そのためSoundyLoaderではWAVを書き出していません。これ以上劣化させずに保管するならFLAC、iPhoneやDJソフトでそのまま使うならM4A・MP3で保存してください。登録もインストールも不要、ブラウザだけでダウンロードまで完結します。

書き出せるのはMP3・M4A・FLACの3形式。WAVは書き出せません無料・登録不要・インストール不要。ブラウザだけで保存できます非可逆の配信音源をWAVに変換しても、容量が約10倍になるだけで音は変わりません

WAVで保存したいのに「Download file」ボタンがない場合

SoundCloudで曲を開いても、波形の下にあるはずの「Download file」(ファイルをダウンロード)が見当たらない。WAVで保存する方法を探している方の多くは、まずここでつまずいています。ボタンを出すかどうかを決めているのはアップロードした本人で、投稿時にダウンロードを許可していない曲には、そもそも表示されません。しかも公式のダウンロード機能はパソコンのブラウザ専用で、iPhoneやAndroidのアプリからは使えないため、スマホしか手元にない場面では選択肢そのものがありません。先に結論をお伝えします。SoundyLoaderはWAVでの書き出しに対応していません。対応できないから代わりの形式をすすめている、という話ではありません。非可逆圧縮で配信されている音源をWAVに変換しても、得られるものが何もないからです。その理由を、SoundCloudが実際に配信しているビットレートを示しながら説明します。

SoundCloudの曲を保存する手順|3ステップ

STEP1:SoundCloudで曲を開き、「Share」(共有)をクリックして「Copy Link」(リンクをコピー)を選びます。スマホアプリの場合は、ジャケット画像の下にある「…」(その他)をタップしてから「Share」を選んでください。SoundCloudの画面は日本語に対応していないため、表示されるラベルはすべて英語のままです。STEP2:このページ上部の入力欄にURLを貼り付けます。このページの書き出し形式はFLACに固定しています。MP3で保存したい場合は、SoundCloud MP3変換のページから同じ手順で保存できます。STEP3:解析が終わったらダウンロードを押すだけです。曲名・アーティスト名・ジャケット画像が埋め込まれた状態で届くので、DJソフトに読み込んだあとでタグを付け直す必要はありません。なお、投稿者がダウンロードを許可している曲であれば、SoundCloud側の「More」(その他)→「Download file」(ファイルをダウンロード)から元ファイルを受け取るのがいちばん確実です。まれに元ファイルがWAVやAIFFのマスターであることもあり、SoundCloudから本物のWAVが手に入る経路は、実質そこだけです。

PC・iPhone・Androidの保存先と、rekordbox・Seratoへの取り込み

パソコンでは、ブラウザのダウンロードフォルダにそのまま保存されます。iPhoneではSafariでダウンロードを押すと、ファイルは「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダに入り、長押しから共有メニューを開けば好きなプレイヤーアプリへそのまま渡せます。AndroidではChromeが端末内の「Download」フォルダに保存します。DJソフトへの取り込みは、そのフォルダをrekordboxやSeratoのライブラリに追加するだけで、波形解析もBPM検出もそのまま実行されます。AlphaThetaの日本語サポートページによれば、rekordboxが対応している形式はWAV・AIFF・MP3・M4A・FLAC・ALACで、WAVでなければ読み込めないということはありません。ただしハードウェアは話が別です。CDJ-2000NXSやそれ以前のPioneer DJ製CDJの多くはUSBメモリからのFLAC再生に対応していないため、現場に持ち込むUSBに入れるならMP3がいちばん安全です。

WAVに変換しても音質は上がりません|SoundCloudの実際のビットレート

SoundCloudが配信しているのは、おおむね128kbps前後のMP3か、最大でも256kbpsのAACです。アーティストがロスレスのマスターをアップロードしていても、リスナーに届く時点ではすでに圧縮されています。この音源をWAVに変換する作業は、圧縮された音をいったん展開して、そのまま非圧縮の入れ物に詰め直しているだけで、中身の情報は1ビットも増えません。増えるのは容量だけです。3分の曲で比べると、128kbpsのMP3が約3MB、320kbpsのMP3が約7MB、FLACが約10〜20MBのところ、WAVは約30MBになります。容量が10倍近くに膨らんでも、音はまったく変わりません——「WAV変換で無劣化・高音質」とうたうページが説明していないのは、この部分です。だからSoundyLoaderはWAVを用意していません。これ以上劣化させずに保管したいならFLAC(WAVと同じロスレスで、容量はおよそ半分)、iPhoneの「ミュージック」アプリ中心ならM4A、どの機器でも確実に鳴らしたいならMP3を選んでください。

ダウンロードできない場合の対処法

うまくいかないときは、まずリンクの形を確認してください。曲のURLは「soundcloud.com/アーティスト名/曲名」という形で、「/sets/」が入っていればプレイリストです。プレイリストのURLを貼った場合は、プレイリストダウンロードのページから1曲ずつ保存できます。共有時に表示される短縮リンク(on.soundcloud.com)は、そのまま貼り付けても自動で解決されます。それでも取得できない場合、原因は音源側にあることがほとんどです。地域制限がかかっている曲、すでに削除された曲、共有リンクを持っていない非公開の曲、Go+限定やDRMで保護された音源は、仕組み上どうしても取得できません。こうした制限を回避する機能は用意していませんし、今後も用意する予定はありません。プレイリストはZIPではなく1曲ずつのダウンロードになりますが、これは取得できない曲が1つ混ざるだけでZIP全体が失敗してしまうためです。そして、機材の都合でどうしてもWAVファイルが必要な場合は、FLACで保存してから手元で変換してください。Audacityで開いて「ファイル」→「書き出し」→「WAVとして書き出し」を選ぶか、ffmpeg -i track.flac track.wav を実行するだけです。FLACは可逆圧縮なので、この変換で追加の劣化は一切起きません。WAV配布をうたうサイトから受け取るファイルと、中身は完全に同じものになります。

著作権・ご利用上の注意

日本では2021年1月1日に施行された改正著作権法により、違法にアップロードされたものと知りながら行うダウンロードの規制対象が、音楽・映像だけでなく著作物全般へ広がりました。著作権法119条3項では、有償で提供されている著作物を、違法配信と知りながら継続的・反復的にダウンロードした場合、2年以下の拘禁刑または200万円以下の罰金の対象となる可能性があるとされています。保存してよいのは、自分でアップロードした音源、アーティストがフリーダウンロードとして公開している曲、クリエイティブ・コモンズの音源、そして権利者から許諾を得ている音源です。SoundCloudにはブートレグやリミックス、無許諾のエディットも多く、権利関係が曖昧な音源が混ざりやすいプラットフォームでもあります。私的使用の範囲を超える再配布やアップロードは避けてください。SoundyLoaderが提供するのは変換の仕組みだけで、どの音源を保存するかは利用する方の判断に委ねられています。変換したファイルは、ブラウザが受け取るのに必要な数分だけサーバーに置かれ、そのあと自動的に削除されます。

使い方

SoundCloudのリンクからファイルまで3ステップ

マニュアルも設定も不要。リンクをコピーできれば、SoundyLoaderは使えます。

01

SoundCloudのリンクをコピー

曲・セット・プロフィールを開き、共有をタップしてURLをコピーします。

02

貼り付けて形式を選択

SoundyLoaderにリンクを貼り付けて、MP3、M4A、FLACから選びます。

03

すぐにダウンロード

サーバーで音声を処理し、保存できるファイルをすぐお届けします。

Frequently asked questions

SoundCloudの曲をWAVでダウンロードできますか?

SoundyLoaderではWAVを書き出していません。書き出せるのはMP3・M4A・FLACの3形式です。SoundCloudの配信音源はもともと非可逆圧縮なので、WAVに変換しても容量が10倍前後に増えるだけで、失われた情報は戻らないためです。これ以上劣化させずに保管したいならFLAC、どの機器でも確実に鳴らしたいならMP3をお選びください。どうしてもWAVファイルが必要な場合は、FLACで保存してから手元で変換すれば、まったく同じものが手に入ります。

SoundCloudの音源をWAVに変換すれば音質は上がりますか?

上がりません。WAVは非圧縮というだけで、音を良くする形式ではありません。128kbpsのMP3をWAVに変換しても、中身は128kbpsのまま容量だけが約10倍になります。「WAV変換で高音質・無劣化」とうたうサイトは、入れ物を変えただけの話を音質の話にすり替えています。音質を決めるのは形式ではなく、アップロードされた元音源とSoundCloud側の配信ビットレートです。

SoundCloudの音源をrekordboxに取り込むにはWAVが必要ですか?

必要ありません。AlphaThetaの日本語サポートページによると、rekordboxが対応しているのはWAV・AIFF・MP3・M4A・FLAC・ALACです。保存したファイルが入っているフォルダをライブラリに追加すれば、そのまま波形解析もBPM検出も行われます。Serato DJもFLACとALACを読み込めます。「DJソフトで使うからWAVでなければ困る」という前提は、いまはもう成り立ちません。

DJで使うならMP3とFLACのどちらを選べばいいですか?

クラブやイベントに持ち込むUSBメモリならMP3が安全です。CDJ-2000NXSやそれ以前のPioneer DJ製CDJの多くは、USBからのFLAC再生に対応していないためです。レンタル機材や、自分で機種を選べない現場では特に気をつけてください。一方、自宅のPCでrekordboxやSeratoを使う場合や、音源を長く保管しておきたい場合はFLACが向いています。現場用にMP3、保管用にFLACという使い分けが現実的です。

どうしてもWAVファイルが必要なときはどうすればいいですか?

FLACで保存してから、手元で変換してください。Audacityでファイルを開き「ファイル」→「書き出し」→「WAVとして書き出し」を選ぶか、ffmpeg -i track.flac track.wav を実行するだけです。FLACは可逆圧縮なので、この工程で追加の劣化は起きません。結果として得られるWAVは、WAV変換をうたうサイトが渡してくるファイルと中身が同一です。手順が1つ増える代わりに、素性のわからないサイトを使わずに済みます。

サンクラの曲をCubaseやStudio OneなどのDAWに取り込めますか?

取り込めます。サンクラはSoundCloudの略称で、保存したファイルはDRMのかかっていない通常のオーディオファイルです。Cubase、Studio One、Logic Pro、Ableton Live、Reaper、Audacityなど主要なDAWはFLACをそのまま読み込めます。古いバージョンでFLACが読めない場合だけ、前述の方法でWAVに変換してから読み込んでください。動画編集ソフトに渡す場合も考え方は同じです。

SoundCloudから音源をダウンロードするのは違法ですか?

ダウンロードという行為そのものが一律に違法なわけではありません。問題になるのは、違法にアップロードされた音源だと知りながら保存する場合です。2021年1月1日施行の改正著作権法でこの規制が著作物全般に広がり、有償の著作物を継続的・反復的にダウンロードした場合は、著作権法119条3項により2年以下の拘禁刑または200万円以下の罰金の対象となる可能性があります。アーティストがフリーダウンロードとして公開している曲やクリエイティブ・コモンズの音源であれば、心配は要りません。

あなたのSoundCloudライブラリを、自由に。

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